Diary

つれづれに書く戯言と素人による本のはなし +『小里通信』

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2015年12月27日(日)
ありがとうございました。
メイミーズでのイラスト展「いろとりどり」無事に終了しました。
師走のお忙しい中、足を運んでいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
来年の12月もまたイラスト展をする予定です。新作のクリスマスと冬のイラストをたくさん作りたいと思います。

年末の慌ただしさが感じられる時期になりましたね。ようやく冬らしい寒さにもなってきました。
皆さま、体調を崩さないようご自愛くださいませ。
さあて、大掃除だ・・・ あ、年賀状書いてないや・・・  友人の皆さん、察してください(何を?)
2015年12月7日(月)
小里通信59 「ブラック企業」
予告とは違う話になりましたが、イラスト展が始まる前の話を先にしました。

イラスト展の準備って意外と地味な作業が
あります。
ポストカードを透明な袋に入れたり、オリジナル切手を小袋に入れたり、などなど。
そんな地味な作業が好きな父に私としては、暇つぶしを差し上げていると思っているのですが、お礼を全くしないのでまさに
私はブラック企業か?とふと思いました。
まあ、父が喜んでいるのでいいのかなと。
(勝手に喜んでいると思っている娘)


最近読んだ本

「今日からは、愛のひと」
           朱川湊人(光文社


表紙の雰囲気とは全く違って、読めば読
むほど気が重くなる話でした。

ある青年が巡り合う天使と呼ばれる不思議な男。そしてシェアハウスの個性的な住人たち。
前半はユーモアのある軽い感じだったの
ですが、それぞれの言えない過去がわか
るにつれて何ともやるせない世界が広がって行く世知辛いストーリーに。

罪を犯した者に少しでも違う道があれば、
出会いがあれば、こうはならなかったので
はという残酷さがとても強烈でした。
天使や悪魔が出てくる不思議な話ではありますが、人間の心の方がよっぽど不思
議でわからない闇があるのではと思い
面白くはありましたが読後は少々苦しい気持ちになりました。

2015年11月30日(月)
イラスト展のお知らせ
マイワーク29イラストレーション展は無事、終了いたしました。足をお運びいただいた皆さま、本当にありがとうござ
いました。

そして12月からはいつもお世話になっています、おうちcafeメイミーズさんでクリスマスイラスト展を開催します。
いつものごとくクリスマスのイラストやポストカード、オリジナル切手などなどご用意しております。
お近くまでお越しの方、お茶がお好きな方、癒しを求めている方、暇つぶしの方、薪ストーブがお好きな方、福店長
の猫のナッツがお好きな方(どんどんイラストから離れていきますが)ぜひメイミーズにお越しください。

ちなみに某銀行さんの来年度のカレンダーイラスト(1枚絵)を担当しまして、そのイラスト原画も展示しています。
ご興味のある方はぜひ。(考えてみると企業カレンダーって初めてでして、カレンダーのデビュー?作です)

あとちょこちょこ描いたイラスト付きのタグが壁に貼ってありますが、ポストカードなどお買い上げの方には1枚
プレゼントします。メイミーズさんってことで「ねこ」多めです。
2015年11月22日(日)
MY WORK イラスト展
私が所属しています北海道内のイラストレーターが活動している団体「北海道イラストレーターズクラブα」
隔年で出しているイラスト作品集「マイワーク29号」の出版を記念して、イラストレーション展を開催します。
道内で活躍しているイラストレーターの皆さんの仕事で使った作品などの原画がほぼ「生」で見れます。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
ポストカードやレアな手作りグッズなども販売しています。(私はクリスマスのポストカードを販売しています)

で、これが終わると恒例になりつつあります恵庭のおうちcafeメイミーズさんにてイラスト展がありますので、また
ご案内いたします。

冬になるとなぜか作品展が増えるここ数年。その影響か夏の作品があまりないことに最近気づきました・・・
2015年11月17日(火)
小里通信58 「最近の葬式事情②」
大変不謹慎ではありますが、ついあの棺から、笑顔でマイク片手に歌いながら伯父さんが出てきたらいいのに、とも思いながら見つめていました。
(明るい伯父さんだったので何となくやりそうな気がしまして)
最近は棺が自動的に上下するんですね。私には衝撃でした。

で、まだ葬式事情は続くのです。
(次回予告)伯父さん、棺の中で臭わなかったのかしら・・・


最近読んだ本

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
           七月隆文 (宝島社)


タイトルでネタバレしてどうするとツッコミ
たくなるんですが、タイトル通りの話なので
いいんだか悪いんだか。

未来に進む彼と過去に向かう彼女が運命的に巡り合うという切ない恋愛SF小説です。こういったパラレルものは少々頭を使って読むのが面倒になる私ですが、今回はさほど難しくはなかったです。
何たってタイトル通りですから。
某大型書店で平積みにしてゴリ押ししていたので読んでみたのですが、これは好みによりけりですね。
中学生の女の子が感動した!と言っていましたが、おばちゃんにはふ~んで終わりました。年の違いか好みの違いか。

とりあえず未来から過去に戻る人に会えるなら、競馬結果とか聞くかも。
(最低なおばちゃんです)

2015年11月10日(火)
小里通信57 「最近の葬式事情①」
先月、身内と知人でお葬式が3回ありまし
て、こういうことって続くよなぁと思いました。が、お葬式自体は久しぶりのことで、あまりの「演出」に驚いてしまいました。

で、驚きの一つがこれです。
お通夜の後に身内で食事をしますが、昔はお弁当だったりちょっとしたオードブルだったのが、今回はバイキングでした。
それもわざわざ料理長の挨拶付き

何となく言わされてる感のある挨拶だったので何だか微妙な気持ちに。。
母と母の姉にいたっては耳が遠くて声自体伝わっていませんでしたが。

そんな母でも、ホテルのようなベッドで寝れたことには満足していました。

で、更に驚くことがあったので続きます。

最近読んだ本

「リバース」 湊かなえ (講談社)

最近は穏やかな話が増えた気がしますが、たぶんファンはいつもの嫌な気持ちにさせるミステリー「嫌ミス」を期待していたのではないかと。

で、今回はちょっと嫌ミスでした。
友人の事故死に対して告発文を送られた男性が謎を追うストーリーですが、いつもよりスピード感がないなと思っていたら、最後の展開に納得。
ラストの一行を書きたかったんだろうなぁとそれだけを感じた一冊でした。楽しめたけれど、ちょっとだれてしまいました。
2015年11月1日(日)
イラスト展終了しました。
ジャスマックギャラリーでのイラスト展は無事終了しました。
ご覧になられました皆さま、ありがとうございました。
新作が少なくてすみませんでした。かなり反省しております・・・
来月は恵庭のメイミーズでイラスト展を行います。また詳細が決まりましたらご案内します。

と、いうことで10月があっという間に終わってしまいました。
色々とご報告したいことはあるのですが、まだできないものもあるのでまた後日にでも。
一つは、とある会社のカレンダーイラストを担当しまして、考えてみるとカレンダーは初ものだったもので大変嬉しく
あります。コンペ落ちてばかりだったからな~
色々なところで見てもらえるかも?と思いますので、報告ができる時期になりましたらご案内します。

あとクリスマス時期ものも一緒にご案内します。今回はポストカード以外のものにも参加(?)しています。

予告ばかりで申し訳ないですが、少々お待ち下さいませ。

夏の終わりくらいから怒涛の日々だったのですが、ようやく落ち着いて来まして腰を据えて来月のイラスト展とここの
更新をしていきたいと思います。

今年はこれで終わりかな~・・・と気持ちがシャッターを下ろしつつあります。早いかなぁ

私信 ドアラをくれた課長さま
   初孫、おめでとうございます。でれっでれの顔で抱っこするんだろうなとたやすく想像ができます。
   くれぐれも孫に心配をかけさせないように、飲みすぎと酔っ払っての電話はほどほどに。

2015年10月1日(木)
イラスト展「いろどり」

10月より札幌のジャスマックプラザ内でイラスト展を開催しています。
今回は新作を4点と過去の作品を6点展示しています。
色々な「色」を飾ってみました。お近くに来られました際は、もし良ければご覧ください。

気づいている人がいるかも(いないかな)しれませんが、イラスト展のタイトルは昔も一度使った「いろどり」です。
すみません、こういうタイトルを付けるのが苦手な人間です。
なので、展示しているイラストのタイトルも「ど」ストレートなタイトルばかり。Newsに載せたイラストは「赤い月」です。
う~ん、センスのない人間ここに極まれり。

イラスト展と仕事とコンペの落選結果で、ここ最近色んな意味でハードですが何とか生き延びています。
更新がかなりスローペースですみません・・・。そろそろ復活します。たぶん・・・

2015年9月1日(火)
こざドアラつうしん その4
この前、親不知を抜いたせいで免疫力低下したのか、また感染症になったんだよね。

ドアラ 「前にも歯医者行った後、入院手前のヤバイ感染したよね」

うん、今回はね 「溶連菌」

ドアラ 「ふつう、溶連菌って子供が感染するよね・・・」

私って菌にはモテるみたいよ。

ドアラ 「寄って来るのは「菌」か「虫」 って最悪だね」

と言ったとか言わないとか
2015年8月11日(火)
小里通信56 「親しらずを抜く その1」
先日、定期検診をしてもらおうと歯医者に
行ったところ、親不知を抜きましょうと説得
されまして、ついに抜くことにしました。
「若いうちに抜いた方がいいですよ」と言
われ、若くないけどねと心の声が呟きまし
たが。

明日、上下2本抜きをするものでどんなことになるのか予想が全くできませんが、
頑張って抜いてきます・・・。

最近読んだ本

「さよなら、ニルヴァーナ」 
         窪 美澄 (文藝春秋)


ものすごく難しいテーマを扱ったな~というのが読む前の気持ち。
作者はどうしてこれを扱ったかな~というのが読後の気持ち。

神戸のあの殺傷事件がベースになっているフィクションですが、ほぼこの事件を追っ
ているような感じがしまして。
被害者家族、加害者側、そして加害者を
崇拝してしまう一部の人間。

読んでいて共感できるところとできないところがここまではっきりと出るのは珍しい本だなとは思うのですが、やっぱりフィクションであるせいか、美化している感じの部
分がどうしても気になりました。

エンタメ作品として例の事件と切り離して
読むべきかもしれませんが、読後は気分が全く晴れませんでした。

ちなみに例の世間を騒がしている本は読
んでいません。
2015年7月27日(月)
小里通信55 「本当の値段」
私ってすごくお得なお買い物ができたのかしら・・・と一瞬思った出来事でした。

お久しぶりの更新ですみません。
久々に描いたら、描き方忘れてました。
誰が見ても違いはわかりませんがね。


最近読んだ本

「捏造の科学者 STAP細胞事件」
         須田桃子 (文藝春秋)

タイトルを見た時、ああこれって「事件」
なんだな~と思い、で、解決したの?と
疑問が浮かんだので、読んでみました。

毎日新聞の科学担当記者が世紀の大発
見(大誤報?)とされたSTAP細胞につい
て、そして研究者について丹念に取材した記録を一冊にまとめた本です。

あの衝撃的な記者会見から始まったST
AP細胞。
どうしてこうなった?という流れを素人で
もわかるように、当時の研究スタッフや疑
問を持っていた専門家の意見を載せ、更
にSTAP細胞についての説明なども丁寧
に書いているので、読めば事件について
何となくわかると思います。(専門的な話
は難しいのでさら~っと読みましたが)

「何となく」なのは、唯一真実を知ってい
る張本人の方の言葉が一切ないこと。
結局、謎は謎のまま終わってしまうわけ
で、これで幕を閉じて良いのか、わからないまま本を閉じました。
2015年6月1日(月)
小里通信54 「シンデレラのおとしもの」
1度目はブーツでデパートの中を歩いて
いた時にいきなり膝がかくんとしまして
あれ?と思ったとたん、何だか足の裏に
床の感触が・・・で、振り向いてみたらそこ
には黒のゴム底が。

2度目はスニーカーでスーパーの中を歩
いていた時にいきなりかかとががくんとし
まして、え?と思ったらゴム底が割れて散
乱していました。

どちらも確かに古い靴ではありましたが、
ゴム底を手に持って歩くのは情けなかっ
たです・・・

最近読んだ本

「火花」 又吉直樹 (文藝春秋)

読書家の芸人さんが書いた話題の本。
風変わりな先輩と主人公である後輩の芸人物語。
先輩と後輩の会話場面が多く、あまり大
きな動きがない話でオチもさほどオチて
いない、いかにも純文学的な作品。

「芸人」が「芸人」を描くと言う自分のホームの中での小説なので、本人には描き
やすい得意分野の小説だと思う。
逆に考えると、もしこれが芸人を離れて
全く違う場所と人物のアウェーで描いた
らどうなるだろうか?と考えてしまう。
なので世間での評価は高いようだが、今回の作品で評価してしまうのは早計な気がする。
内容は面白いかと聞かれると私としては
そうでもなかったけれど、次回作が気に
なる味はあるとは思うので、次が出たら
読んでみようかなと。

評価は2冊目というのが私の持論です。
2015年5月3日(日)
小里通信53 「母のお気に入り」
不良と優等生みたいな構図ですが、母は
どちらもお気に入りなんだそうで。
乙女心?はわかりません。
でも五回転していないのはわかります。


現在、イラスト展を開催中です。
道内のイラストレーターによるグループ展
でして1枚出展しております。
今年の初めにイラスト展をした会場と同じ
場所での開催です。
お近くまでお越しの際はぜひ。
ちなみに6月もパート2があります。
(私は5月のみ参加ですが)


最近読んだ本

「まんまるの毬」 西條奈加 (講談社)

江戸で和菓子屋を営む家族の物語。

全国の和菓子屋で修業をし、和菓子屋を
開いた治兵衛と出戻りでしっかりものの娘
お栄と看板娘の孫のお君。3人の暮らし
は平凡でも幸せな日々だった。
が、元武士である治兵衛には家族に言えない大きな秘密があった・・・。

連作短編集で必ず一つ和菓子がテーマ
になっているので読んでいると和菓子を
食べたくなるかも。
それ以上に良かったのは人生の酸いも甘
いもぎっしりつまっている人情話。
家族のためにと自分を犠牲にできる3人の家族愛は大変心に沁みました。
ちなみに吉川英治文学新人賞受賞作品
です。
(私的には、結構はずれのない文学賞
なのでいつもチェックしています。)
2015年4月16日(木)
こざドアラつうしん その3
「コンビニドーナツ販売によりドーナツ戦争勃発」

セブンイレブンのドーナツを初めて買ったよ。店頭でガラスケースに入っていて(肉まんみたい)
たくさん陳列していたよ。ふわふわして砂糖がまぶしてあったのを食べたけどおいしかったよ。
コーヒーと抱き合わせで売ろうってことなんだろうね。

ドアラ 「ふ~ん」

この前、ローソンのドーナツも食べたよ。こっちは袋に入ってるから持ち運びには便利かな。
オールドファッションが一番おいしかったかな。

ドアラ 「ふ~ん」

本家のミスドが一番おいしいとは思うけれど、手軽さで行くとコンビニもありだね。

ドアラ 「ふ~ん」

反応が悪いね、ドアラ。

ドアラ 「アナタ、4月から痩せてみせるって言ってなかった?」

と言ったとか言わないとか。

2015年4月8日(水)
本屋大賞
本屋大賞が決まりました。書店員さんが売りたい本というフレーズですが

「この本はもう売れている」 (ケンシロウ風)


予想通りすぎて虚しい・・・。馬券(本券?)があったら私は全財産・・・の半分くらいつぎ込んだよ、「鹿の王」に。

2015年4月4日(土)
こざドアラつうしん その2
上司のSさんにドアラのお礼ってことで、この前行った日ハム戦で大谷くんのキーホルダーを
買ってきたよ。

ドアラ 「あれ、Sさんは(気を使って)大谷くんのサイン以外はいらないって言ってなかった?」

いいんじゃない?今が旬の大谷くんだもの。きっとカバンにつけてくれるよ。うふ。

ドアラ 「何だろう、嫌がらせににしか見えない」

と言ったとか言わないとか。
2015年4月1日(水)
こざドアラつうしん その1 (小里通信にドアラを無理やりつけてみました)

昔、OL時代にお世話になった上司が赴任している名古屋からドアラを送ってくれました。

ドアラを見ていると、可愛いようでどこかイラっとする感じが好きです。

上司のSさま、ありがとうございました。とても素敵な上司だと常日頃から思っていましたよ。うふ。

ドアラ 「エイプリールフールだよね」

と言ったとか言わないとか。